今回は、フラッシュメモリのアクセスにおけるレイテンシの弊害について記載しようと思います。
まず、レイテンシとは、少しばかり遅らせるという意味です。
レジスタのリードや、フラッシュメモリからリードを行う際に、
リードする為の命令データをフラッシュメモリに送信します。
「XX番地から〇〇バイト分のデータを読んでこい」
といった内容です。(SPI通信先にフラッシュメモリがいます。)
すると、フラッシュメモリは少しばかり時間がたった後、
結果データを返します。
この「少しばかり時間がたった」というところをレイテンシの設定で行います。
このレイテンシは、周波数によって変わります。
周波数と設定値の表があるのですが、その対応表にはない周波数で送ると、
数ビットずれてしまうようです。
そこではまりました。
読み出し先によってレイテンシを変えることでとりあえずは対処できましたが、
かなり面倒です。
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